温調機器 » 用語集
【ね】
●熱電対
2種類の異種金属線をその両端で接続してループ上の回路を形成したもので、その接続点の両端を違う温度に保持すれば、その温度差に応じた熱起電力が発生する。(ゼーベック効果)
センサとしては、その一端を基準温度に保って起電力を測定すれば、他端の温度が計測できることになる。この原理を使った温度センサ。
●熱負荷
→冷却能力
●熱量
本カタログで使用する、熱量、熱負荷、冷却能力などの言葉は、単位時間に吸収、あるいは放出する熱量を示す。従って、単位としては仕事率である[W]=[J/s]や[kcal/hr]となる。
1kW=860kcal/hr
●粘度
液体などのねばりの度合いのこと。
絶対粘度の単位は[Pa・s]であるがCGS単位系での[P](ポアズ)がよく利用される。
1[Pa・s]=10[P]
また、絶対粘度を密度で割った数値を動粘度と言う。単位は[m2/s]であるが、一般に[St](ストークス)と言う単位がよく使われる。
1[St]=0.0001[m2/s]